大和ハウス=響灘火力発電所をバイオマス専焼に転換
2023/04/18
ニュース
大和ハウス工業は17日、今年1月にIDIインフラストラクチャーから経営権を取得した響灘火力発電所(北九州市、11万2,000kW)を、バイオマス専焼発電所に転換する方針を発表した。
同発電所は2019年の運転開始以来、石炭70%、木質ペレット30%の比率で混焼している。大和ハウスが経営権を取得したのを契機に、環境面に配慮して専焼に切り替えることにしたという。
26年4月の運転再開を目指し、今後、ボイラーや集塵装置といった既存設備の改造、燃料貯蔵施設や燃料搬送設備の増設を進める。専焼化によって年間約45万トンの二酸化炭素排出を削減すると試算している。