バイオマス固形燃料で発電開始
2023/02/21
ニュース
トピー工業のグループ会社で豊橋市に本社を置く明海発電(井口憲司社長)は、豊橋市内から出る生ごみや下水汚泥で作るバイオマス固形燃料を利用した発電を始めた。
バイオマス固形燃料は生ごみ・下水汚泥を乾燥、炭化させて製造する。同社では、同市バイオマス利活用センターの製造するバイオマス燃料を使用し、年間約1000トンを石炭と混ぜて燃焼させた火力で発電を行う。生じる熱量は石炭の3分の2程度に減るが、二酸化炭素(CO2)排出量が削減できる。同社では、バイオマス燃料の活用により、年間CO2排出量を2021年度比で0・2%削減できるとしている。