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【岩谷産業】廃プラを利用し水素を製造予定|温暖化ガスの排出量を85%抑える

2022/12/14

ニュース

 岩谷産業は日揮HDなどと2020年代中盤に、愛知県の名古屋港周辺で廃プラスチックを利用し水素の製造を開始していく予定。

 家庭や工場から回収したプラスチックを燃やして年間1.1万トンの水素を製造し、パイプラインなどを通じて港湾周辺の発電所や工場に水素を供給する計画。

 岩谷産業は豊田通商を含めた3社で製造プロセスを分担する。プラスチックの回収は豊田通商が担当し、水素の製造プラントは日揮HDが設計を担う。集めたプラスチックを粉砕し、ガス化炉で不純物などを取り除きながら合成ガスをつくり、水素のみを取り出す仕組みだ。

 年間8万トンのプラスチックを回収し、天然ガス由来の水素製造と比べて温暖化ガスの排出量を85%抑えることができる見込み。

 岩谷産業は国内の水素販売で7割のシェアを握り、国内3拠点で水素を製造している。30年度には、脱炭素による水素需要の拡大を見越し、売上高10倍増を目指しているく。

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