【ヤマダHD】来年以降に吉岡・駒寄IC近くのジョイフル本田隣接地に大型店
2022/08/11
ニュース
高崎市栄町にある家電量販店最大手のヤマダHDが、茨城県土浦市にあるホームセンターのジョイフル本田の西側に隣接する土地に出店することが8日までにわかった。
ジョイフル本田は群馬県吉岡町で新店舗計画を進行しており、それに合わせて駒寄スマートインターチェンジ(IC)付近での出店となる。
オープンはどちらも来春以降になるという。
予定地の南東約1kmにはケーズデンキ前橋本店(吉岡町)があるため、家電量販店商圏の重複となるが、「交通アクセスも良く、人口増加エリアでもあるので有望な立地」とヤマダHDは集客に繋がる立地と期待している。
ヤマダHDとジョイフル本田はそれぞれ7月29日に、大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づき県に対して店舗の新設を届け出た。
ヤマダHDは、新店舗は「テックライフセレクト前橋吉岡店(仮称)」とする計画を提出している。
「ライフセレクト」とは、家具やリフォームなど家電ではない部分を充実させた新業態店である。県内では本社に併設されている「LABI1ライフセレクト高崎」がそれだ。
新店舗は、1Fと2F合わせて13,246㎡の面積を持ち、駐車場約600台を完備している。
「ライフセレクトの王道といえる大型店」としてヤマダ広報で銘打っている。
出店場所は、ジョイフル本田吉岡店(仮称)が建設される予定の西側隣接地で、駒寄スマートICの東側になる。
ジョイフル本田と同じ時期の開業が見込まれるが広報によると「プレオープンなどのイベントを先行して行うことはあり得る」そうだ。
一方、ジョイフル本田によると、新店舗は35,725㎡の面積を持ち、駐車場2099台を備える計画である。
県内の既存2店舗と同じように、建物のなかに食品スーパーを手掛けるジャパンミート(茨城県土浦市)が出店予定だ。
ヤマダ新店舗の近くには長野県のスーパーマーケット「ツルヤ吉岡店」が10月に開店予定。
ヤマダ新店舗から県道を挟んだ南側に位置している。
その東側には4月に開業した上毛新聞マイホームプラザの住宅展示場「よしおかパーク」が隣接している。