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【食品ロス】20年度過去最少 事業系の大幅減が寄与

2022/06/28

ニュース

20年度の食品廃棄量が推計開始以来最少だったと農水省が発表した。

食品廃棄量は、前年度比で8%減の522万tだった。

これは、国民1人当たりにすると1日113gの削減になる。

お茶碗1杯分のご飯に近い量だ。

また、食品の製造・加工・卸売・小売等の食品関連事業者の食品ロス量は11%減の275万t。

家庭での廃棄量は5%減の247万t。

いずれも推計を開始した12年度以降で最少となった。

廃棄の総量は15年度をピークに減少を続けている。

理由は、日本で19年に「食品ロス削減推進法」が施行されたからだ。

推進法では、事業系での食品廃棄量を2030年度までに2000年度比と比べて半分に減らすことを掲げている。

また世界では、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が国連にて採択されている。

世界全体の食品廃棄量を2030年までに半減することが目標のひとつだ。

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