【鎌倉市】国内初!大型3Dプリンター完備のリサイクル研究拠点開設
2022/06/06
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鎌倉市では、慶応大学と鎌倉市、複数の企業が合同して「リサイクリエーション慶応鎌倉ラボ」が完成した。
同施設は、大型3Dプリンターを備えた国内初仕様のリサイクル研究拠点だ。
大型3Dプリンターは家具などを作ることもできる優れたツールである。
新たな仕組みづくりとして、プラスチックを資源としてベンチや遊具など「もの」を製造することに誰でも参加可能になることを目的として施設の開設に至った。
6月3日に実演した際は、大型3Dプリンターによる、冷蔵庫のプラスチック部分を原料としたイス作りを披露。
運営責任者であり、慶応大学教授の田中浩也氏は「市民はリサイクル後にごみがどうなったか知る術がなかった。これを機にリサイクルが新たな「もの作り」に繋がると実感できれば、日常のゴミ出しに対する姿勢も変わり、分別のモチベーションも高まるだろう」と話す。
来月以降、鎌倉市役所などに専用ポストを設置後、リサイクルに使用する資源を回収する予定だ。