世界のプラごみ、60年に3倍に 環境流出も倍増、OECD
2022/06/06
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6月3日、経済協力開発機構(OECD)は、プラスチックごみ発生量が38年後の2060年には現状の約3倍になると予想した報告書を公表。
環境中へ流出するプラスチックごみも2倍に増加するとされ、「生態系や人体へのリスクが増大する」と、対策強化の必要性が説かれた。
OECDによると、2019年の発生量は3億5300万トンにも及ぶ。
更なる対策を実行しなければ、2060年に約3倍の10億1400万トンになれば生態系や環境などはとても耐えられない状況となる。
一方、世界が連携して国際協定の策定等、厳しい対策を講じれば6億7900万トンに軽減できるとの予測も立っている。