【伊賀市】可燃ごみ袋1枚5円値上げの素案示す
2022/04/26
ニュース
三重県伊賀市は4月25日、可燃ごみ用指定袋の料金をサイズに関係なく1枚に付き5円値上げする素案を示しました。
この案は「ごみ減量・リサイクル等推進委員会」で発表し、2023年4月の改定を目指し、市議会9月定例会に議案を提出したいとしています。
値上げが決まった場合の単価は、45リットルが40円、30リットルが30円、20リットルが20円となります。
市は上野北部地区の指定袋を「取っ手付き」に形状変更することや、現行の袋は改定後も使用できること、処理区域が異なる青山地区も同じ料金に改定することなどを再度説明しています。
市が値上げの方針を明らかにして以降、質疑では「改定前に買いだめする人が出てくるのでは」、「1枚当たりの原価はいくらなのか」などを明示する方が納得しやすいなどの意見が出ました。
市は22年度中の改定を見込み、一般会計予算案に可燃ごみ指定袋の値上げに向けた諸経費や収入を盛り込みました。
しかし、議会から条例改正案の審議前に当初予算案に盛り込んだことに「議会軽視だ」との指摘を受けて、削除しています。