【SDGs】東京建物など5社でボトル自動洗浄導入オフィスゴミ削減実証実験
2022/04/26
ニュース
東京建物などの5社は、マイボトルの利用促進の共同実証実験を開始することを発表しました。
参加する企業は、東京建物、パナソニック、サーモス、アペックス、味の素AGFの5社で、4月18日から5月20日までを実験期間としています。
東京建物本社7階において、社員約300人が参加し、皆さんにサーモスのボトルを配布します。
ボトル対応型コーヒーマシンで飲料提供をし、自動洗浄機でボトルを洗うことで繰り返し使用できるようにするとのことです。
この施策により、紙コップの完全廃止につながり、年間約3万8880杯、約298キロの廃棄物削減につながると試算しています。
SDGsと今回の実験の関連については、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の3つに対応しています。
東京建物は「SDGsに適合していないとテナント、及び外資系からは選ばれない」との認識で、社内のゴミ問題を従業員が無理なく解決できる仕組みを構築していくとしています。
また、東京建物ビルマネジメントの第一部主任は、今回の実証実験の目的についてこう語っています。
「ボトル洗浄の手間を機械によって解消し、一人ひとりが無理なく廃棄物削減ができるか検証する。リフレッシュタイムの提供やコミュニケーションが生まれやすいオープンな空間をつくり、働く人の評価を検証する」
今回の実証実験で、東京建物は利用者の環境に対する意識がどう変化するのか着目しています。