岩手県矢巾町 県内初 7月家庭向け無人資源物回収施設オープン
2021/06/16
ニュース
岩手県矢巾町は、家庭の資源ごみを持ち込むとポイントがたまる24時間営業の資源ごみ回収施設が、来月、県内で初めて矢巾町にオープンすると発表。
同町は、ごみの減量化やリサイクルを強化しようと、青森県の廃棄物処理業者・青南商事と提携し、家庭向けの資源ごみ回収施設「リサイクルモア矢巾店」を来月9日にオープンする予定。この施設は、無人の24時間営業で、矢巾町役場の駐車場敷地内に設置予定。
持ち込み可能な資源ごみは、ペットボトル、缶、紙類のほか、パソコンや金属製品なども可能でタッチパネルを操作して受付し、回収ボックスに投入するシステム。重量に応じて独自のポイントがたまるシステムでクオカードや矢巾町共通商品券に交換するシステムとなっている。岩手県内では初の店舗で、矢巾町民だけでなく、他の市町村の住民も利用可能としている。
株式会社青南商事は、青森県でも大手の産業廃棄物処理業で、昨年末に矢巾町と協定を結び、今回6店舗目となる家庭向け無人資源物回収施設「リサイクルモア矢巾店」設置した。
矢巾町では、岩手医科大学附属病院の移転などの影響で人口が増加し、それに伴い家庭ごみも増加傾向にありごみ処理問題が課題となっていた。今後もリサイクル率の向上に向けた取り組みを実施していくとしている。