農林水産・環境省 食品ロスが過去最少 前年比12万トン減で600万トン
2021/04/28
ニュース
農林水産省及び環境省は、食品ロス削減の取組の進展に活かすため、食品ロス量の推計について、2018年度の国内の食品ロスの推計値が前年度比12万トン減の600万トンで、過去最少を更新したと発表。
事業系の食品廃棄物は1765万トンで、このうち324万トンが売れ残りなどの食品ロスが由来のもの。家庭では食品廃棄物766万トンのうち276万トンが食べ残しや未開封のままで廃棄されるケースなど報告されている。
政府は、食品ロスを30年度までに2000年度比で半減(489万トン)させる目標を掲げており、今後は、余った食品を福祉施設などに寄付したり、飲食店で食べきれなかった食品を持ち帰ったりする取り組みの促進に積極的に取り組んでいく方針。