金沢市 市民からの要望受け10月から指定ごみ袋を1枚~販売開始
2020/09/18
ニュース
金沢市は、燃やすごみなどを捨てる際に必要な指定ごみ袋を、10月から1枚単位で買えるようにする。
これまでは10枚1組で販売していたが、市民から「1枚単位で購入できるようにしてほしい」という要望が多くあった。値段は、従来と同様で、一番小さいサイズの一枚5リットルの袋で5円。
市は家庭ごみの減量を目的に、2018年2月からごみ袋の有料化を開始。
燃やすごみは17年度には83,479トンだったが、18年度は69,251トン、19年度は70,215トンと、有料化以前よりも1万トン以上減少する結果となっている。
ただし、ペットボトルや容器包装プラスチックなどの資源ごみの回収量は増加傾向にあるが、市ごみ減量推進課の担当者は「ごみ袋有料化によってリサイクルや分別の意識が高まっている」と有料化の効果を強調している。
現在、5リットル、10リットル、20リットル、30リットル、45リットルの袋5種類が販売。
指定ごみ袋を取り扱う全646店舗のうち、ドラッグストアやコンビニなど56店舗で1枚単位の販売予定。