石川・北日本紡績 10月上旬リサイクル事業参入
2020/09/08
ニュース
地球環境におけるプラスチック環境問題を背景に、北日本紡績株式会社(石川県白山市)は、10月上旬にプラスチックのリサイクル事業に参入すること取締役会で決定したことを公表。今後は、GRS 認証取得を視野に入れ、社会的貢献を果たすとともに、地域社会にも根差した事業を目指すという。
商社などに勤めていた粕谷俊昭社長の人脈を生かし、大手化学メーカー、樹脂・プラスチック製造メーカー等から原材料を仕入れ、以下のとおりプラスチックの再生製品を製造販売する予定。リサイクル部門を新設し、事業に必要な費用として1億2千万円を見込んでいるという。また、化学メーカーの遊休地を活用し、リサイクル工場を今後設立できないか現在協議中。
【事業内容】
① 使用済みペットボトルをポリエステル短繊維に加工し、当社の 70 年にわたる紡績技術を活用して糸製品を製造販売。
② ストレッチフィルム(ポリエステル)を PET 製品に再生。
③ 自動車解体時に出る自動車用エアバッグ、エアバックメーカーから出る廃材・端材等をナイロン製品に再生。