西武ライオンズ 環境支援活動として球場の廃棄食品で発電へ
2020/07/29
ニュース
プロ野球の埼玉西武ライオンズは、新型コロナウイルスの影響により約3ヵ月遅れで開幕した今季、本拠地メットライフドームエリア(所沢市)で回収された食品廃棄物をバイオガス化し、電気や都市ガスにリサイクルする環境支援活動に取り組むことを表明。同時に選手による取り組みも発表。
リサイクル活動は、観客を入れた主催試合が再開された21日から開始するとしている。球場内エリアの飲食七十店舗の飲食廃棄物や、観客の食べ残しなどをリサイクルの対象として、専用のごみ箱で回収し、委託業者の施設で微生物を使って発酵させてガス化し発電させる。ごみの回収量や発電量などは未確認。
他に、エリアで販売するドリンク類に使用していたプラスチック製ふたの削減、プラスチック製ストローの廃止と紙ストロー導入も実施する予定。
選手個人として行う環境支援活動では、山川穂高選手と森友哉選手が1打点につき一万円ずつを積み立て、合計金額の半分を「彩の国みどりの基金」へ、残り半分を出身地の緑化基金へ寄付する方針としている。