JR東日本ら4社 仙台にバイオガス発電施設「東北バイオフードリサイクル」設立
2020/07/25
ニュース
JFEエンジニアリングの子会社であるJ&T環境、JR東日本、東京ガス、東北鉄道運輸の4社は、バイオガス化による食品リサイクル・バイオガス発電事業を行なうことを目的とした新会社「株式会社東北バイオフードリサイクル」の設立を発表。
食品リサイクルをはじめ廃棄物処理のノウハウを持ち、これまでも仙台市内でプラスチックリサイクル事業などを行なっている「J&T環境」、鉄道事業のほか仙台駅での駅ビルやエキナカ、ホテルなど幅広く事業展開する「JR東日本グループ」、バイオガスに関する知見を有し、ガス・電気などのエネルギー供給およびエネルギー関連サービス事業を展開する「東京ガス」が、東北・宮城県仙台市において初めて共同で事業を行うとしている。
宮城県仙台市宮城野区に新設する東北バイオフードリサイクル仙台工場は、1日最大40トンの食品廃棄物を微生物により発酵し、発生するメタンガスを燃料にして発電。発電出力は780kW。年間発電量は一般家庭約1500世帯分に相当する6500MWhを見込んでいる。営業開始は2022年春を目指す。