愛媛・松山で年2回開催 放置自転車の「リサイクル競売会」
2020/02/12
ニュース
2020年2月8日(土)に、愛媛県松山市内で、自転車の放置の禁止区域などから撤去されたまま、引き取り手がない自転車の競売会が開催された。
この競売会は、愛媛県松山市が、毎年2回程度開催。大街道や松山駅周辺など、放置禁止区域などから撤去した引き取り手がない自転車を再利用できるよう修理した後、市民に提供するもの。競売会では30台の自転車が並び、参加者は、ブレーキやペダルの具合そしてデザインなどを1台ずつ確かめた後、欲しい自転車に入札。
最終的に今回は、およそ200人が入札し、落札の最高価格は、3万1000円でした。
市の担当者によると、規制強化などで、撤去される放置自転車は減少傾向にあるものの、昨年度は、およそ3400台が撤去され、
そのうち、およそ半数の1600台が持ち主に返還された他、残りは、競売や部品のリサイクルなどへ搬送されるという。
開催日時
令和2年2月8日(土曜日)午後1時から
開催場所
松山市総合コミュニティセンター 1階コミュニティプラザ
所在地:松山市湊町七丁目5
概要
市が撤去した放置自転車は、所有者宛に引取通知書(ハガキ)を送付したり、撤去車両の情報を公開する(告示)など、所有者への返還に努めています。
所有者の引き取りがなく、保管期限を経過し、かつ撤去後の告示から半年以上が経過したものは、市に所有権が移転しますので、この中から再利用可能なものを選び、競争入札方式で、市民の皆さんにお譲りしています。
競売にかける自転車について
競売会に出品されている自転車は、松山市内に放置され、路上の安全確保などのため、やむをえず市が撤去した、いわゆる放置自転車です。放置自転車は、歩道などの歩行空間をふさぎ、歩行者にとって、安全に道路を通行することができない状況を生み出します。特に、高齢者や身体の不自由な方、妊娠中の方、幼いお子さんをお連れの方などにとっては、大変危険な状況につながります。また、歩行者だけでなく、救急車や消防車などの緊急車両の通行を阻害し、救助活動の妨げにもなります。
競売会に参加される皆さまへ
「少しの時間だから」「1台くらい大丈夫だろう」という軽い気持ちが、放置自転車を生み出し、私たちにとって、危険な状況を作りだしています。
みんなが安全に暮らせるまちの実現のため、自転車をご利用の際は、路上に止めるのではなく、お近くの駐輪場を適正にご利用くださいますよう、ご協力をお願いします。
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競売会への参加について
【参加資格】
◆松山市内在住の満20歳以上の方
必要なもの
住所、氏名、生年月日が明記されている本人確認書類(運転免許証や保険証など)
※受付で参加資格(住所・年齢)を確認しますので、本人確認書類に住所の記載がない場合は、以下の書類のいずれかもお持ちください。
・入札者宛の消印のある最新の郵便物(市役所などが発出した郵便物は消印のない後納郵便でも可)
・公共料金請求書など(入札者名及び住所の記載があるもの)
・住所の記載のある学生証又は社員証
※本人確認書類をお持ちでない方や住所などが確認できない方は、あらかじめご相談ください(都市・交通計画課089-948-6421)。
【自転車購入代金】
5,100円以上100円単位で入札金額を決めていただきます(最低入札価格5,100円には、防犯登録費用やTSマーク保険などの諸経費3,100円が含まれています)。
※平成29年9月1日から、自転車防犯登録料が500円から600円に値上がりしたため、平成30年2月11日開催分から最低入札価格を5,100円に変更しています。
【出品台数】
35台程度(入札は一人1台限りです)
【当日のスケジュール】
受付開始前にも自転車をご覧いただくことができます。(午後0時頃から)
また、入札書引換券は、受付開始前にもお配りしています。
午後0時45分 入札方法の説明
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午後1時 受付開始・受付をされた方から、順次入札
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午後2時 受付終了
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午後2時20分 入札の締め切り・開札作業開始・順次落札者の発表
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<落札者>
自転車の防犯登録等の諸手続と入札金額のお支払い
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自転車のお引き渡し(午後3時30分頃、終了予定)
確認事項(放置自転車リサイクル競売会参加前にご確認ください)
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