長野・諏訪市 3月から家庭ごみ有料化へ 住民説明会
2020/01/17
ニュース
諏訪市は2月18日から、ごみ減量化の推進へ2021年4月に導入する家庭系可燃ごみの有料化に関する住民説明会を開始する。また、同じ焼却施設を使う岡谷市、下諏訪町も同時期に有料化することについて住民理解を求め、さらにごみの出し方について説明する方針。なお、現在黄色の指定袋は青色に変更となる。
有料化の料金は「ごみ1リットル当たり1円」で、市民はごみ処理手数料が上乗せされた金額を支払って指定袋を購入する。指定袋は3種類で、ロール型45リットル、22リットル、10リットル。45リットル袋(1冊10枚入り)の場合は現在の1冊195円から645円程度になる見込み。新しい指定袋には収入証紙が印刷され、袋は来年3月を目途に販売予定。
住民説明会は市文化センターや公民館などで開催。希望に応じて区単位でも実施。
指定袋は袋の混在をなくすため今まで使ってきた白、黄と異なる色で検討を進め、岡谷市と下諏訪町が使うピンク以外であることも踏まえて青に決定。市の職員は、現在の袋は有料化前に使い切るよう呼び掛けているが、有料化後も手数料分の金額の証紙シールを買って貼れば使用可能となる。
また、有料化後の負担軽減策として、おむつを使う高齢者の介護世帯や乳幼児がいる世帯を対象に袋の無料配布を検討されている。