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中国・大連関税 固形廃棄物600トンの密輸入を摘発

2019/12/25

ニュース

大連税関は18日、使用済みのフレキシブルコンテナバッグ(トン袋)などの固形廃棄物600トン余りの大型密輸入を摘発したと発表。

大連税関によると、18日夜明け前、海外ごみの密輸入の取り締まりに特化した第3次「藍天2019」作戦を実行した結果、大連地区で容疑者3人を拘束。使用済みトン袋など、国が輸入を禁じている固形廃棄物600トン余りを発見した。容疑者らはポリエチレン製梱包用フィルムと虚偽の申告をして、大連にある企業の輸入許可を使い密輸入を実行していた。

使用済みトン袋などの固形廃棄物は、密封処理がされていない場合、回収している際中や野積みの間に日光、風、雨にぬれるなどが原因で、大気中に大量のガスや粉じんを放出。また、いったん発酵分解すると、有毒な気体を発生させ、大気汚染につながるとされる。

同税関は今年、「藍天2019」作戦を3回実施し、国家が輸入を禁じた固形廃棄物5600トン余りを摘発するに至ったという。

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