今治のメーカー 裁断くずや廃プラ使い再生タオル
2019/11/20
ニュース
日本を代表するタオル産地の愛媛県今治市で、衣料の裁断くずやペットボトルを再生したリサイクル繊維を使ったタオルが誕生。地元メーカーのコンテックスが開発。海洋プラスチックごみの汚染など消費者の環境問題への関心の高まりへの対策として動き出した。ブランケットや靴下など環境に配慮した商品群を順次投入し、販路拡大につなげる方針。
同社はリサイクル繊維を使用した商品を「コンテックスリサイクル」としてシリーズ化。
縫製工場などで不要になった綿・ウールの裁断くずや残生地などを回収し、色・素材ごとに粉砕機に解繊しペットボトル再生繊維やオーガニックコットンと混紡した環境に優しく持続可能なアップサイクル系としている。
今後も、同社は持続可能性・環境負荷低減をコンセプトに掲げ、今後も日常生活を快適にする様々な製品を展開するとしている。