JR東 駅ナカのプラごみ削減へ レジ袋・ストローをバイオマス素材に
2019/10/11
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プラスチックごみの削減が世界的な課題となる中、JR東日本グループは、駅ナカ店舗などで使われるプラスチックの削減計画を発表。グループ全体で年間2億枚余り使われているプラスチック製のレジ袋を来年9月までに順次バイオマス素材に、約3000万本使われているストローは同3月末までに微生物の働きで分解される紙などの素材にそれぞれ替えると表明。
素材を変更することで年間約42万㎏のプラスチックを削減することが可能になる。同社は「ごみを削減するとともに、少しでも多くの人にプラスチックごみの問題について知ってもらいたい」としている。
これらは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた取り組みの一環で、商業施設運営のアトレやルミネを含む25社の直営店が対象となる。20年4月以降に駅構内のコンビニなどでエコバッグの無料配布も予定。
同社は、紙の削減にも取り組み、19年度中に社員が使う名刺を、石灰石を主原料とした素材に切り替え、次年度にはさらに規模を拡大する方針。