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芦屋市 焼却炉停止 「不要不急のごみ出し」市民へ協力求める

2019/09/09

ニュース

兵庫県芦屋市浜風町のごみ処理施設「市環境処理センター」で8月27日に排出ガスから法基準値を超える水銀濃度を検出。現在に至るまで、焼却炉は運転を停止。同センターの敷地はごみがたまった状態で、残されたごみの水銀量はおおむね基準値以下だったが原因は不明のまま。市は「不要不急のごみ出しは控えてほしい」と市民に協力を求めている。
市によると、今年6月、同センターの排出ガスから大気汚染防止法が定める基準値のおよそ4倍に当たる水銀濃度200マイクログラムを検出。3回の再測定後の平均濃度は基準値の3倍強となり、同市は原因が特定し、具体的対策に取り組むまで焼却炉の運転停止を決定。

その後、市がピット内の3カ所で調査すると、水銀量は正常値を示したため、ガス濃度が上昇した原因は当時焼却したごみと推測されている。
センターでは燃やすごみの処理が停滞しているため、敷地内のピットは一部で高さ18メートルまで積み上がるまでにごみが堆積。

市は来週末にも焼却炉を再稼働目指しているが、今後もごみに水銀が混入する危険性を考慮し、焼却時に水銀を取り除く資材の導入を検討。また、水銀を含む体温計や血圧計、蛍光灯などの分別回収の徹底と、家庭や事業所から出るごみの減量化へ協力を求めている。

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