JFEエンジニアリング ごみ焼却炉の完全自動運転へ
2019/07/28
ニュース
エネルギーシステムや環境システム大手のJFEエンジニアリングは、国内で初となるごみ焼却炉の完全自動運転を成功させた。従来の廃棄物処理施設は、自動燃焼制御装置が備わっているが、投入される大きさや種類は様々であるため運転作業員の監視などが必要だった。同社の新システムは、制御装置を高度化し、作業員の負担を軽減することを可能にし、2018年10月から実証実験を開始。2週間連続で、作業員の介入なしで安定的な焼却炉の運転に成功したという。今後、燃焼がさらに安定すれば発電量も上がると見られている。