東京五輪 廃プラ再利用で表彰台
2019/06/15
ニュース
6月11日、2020年東京五輪パラリンピック組織委員会が、使用済みのプラスチック容器を再利用し表彰台を製作すると発表した。従来の表彰台は木製が一般的で、廃プラが再利用されるのは初めて。世界的に問題となっている廃プラによる海洋汚染軽減に貢献する。
素材となる廃プラは、衣料用洗剤、柔軟剤、台所用洗剤、ヘアケア製品、消臭芳香剤の容器などで、アルミ材で補強して製作される。100台を製作する予定で、約45万tの廃プラが必要となる。6月19日からイオングループの2000店舗で回収を開始する。
表彰台のデザインは、公式エンブレムを考案した野老朝雄氏が担当し、2020年6月の完成を目指す。オリンピック終了後は、自治体や学校に寄贈するという。