古河電気工業 飲料用紙容器を強化プラスチックに
2019/05/30
ニュース
古河電気工業株式会社は、飲料用紙容器から強化プラスチック材料に再生する技術開発に成功した。仏ヴェオリアの協力で技術を融合させた。国内の稼動は3月で、強化プラスチックを使用した製品の販売は6月の予定。
同技術の工程は、まず容器から樹脂やアルミなどを回収後、独自の技術で加工する。強度は通常のプラ素材の2倍ある。再生した強化プラスチックは、自社の製造、販売するパイプなどの原料として活用されるという。従来、廃棄されていた紙以外の廃棄物も、同技術で製造した原料を使用することで、コストを3分の2に削減することが可能になるという。