海洋プラスチック問題対応協議会 サーマリサイクルの環境への影響確認
2019/05/22
ニュース
5月14日の日本化学工業協会など化学関連団体や化学メーカーが参加する「海洋プラスチック問題対応協議会」が廃プラ製品を燃料として利用するサーマリサイクルの環境への影響を確認した結果、他のリサイクル法と同等であると発表した。今回の調査では、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルとの比較を行い製品の製造から廃棄までに至る工程において発生する二酸化炭素量を計測した。その結果、二酸化炭素の排出量は、サーマリサイクル2.71kg、マテリアルリサイクル2.3kg、ケミカルリサイクルについては、4.98kgだった。
海外では、サーマリサイクルは批判的だが、同調査の結果を海外にも発信し理解を広げたい。