新潟県「勇樹会」紙おむつリサイクルの研究所開設
2019/04/06
ニュース
新潟県で使用済みの紙おむつリサイクルを手掛ける社会福祉法人勇樹会が、3月に紙おむつリサイクルの研究所を完成させ、開設した。同研究所は、敷地面積約850㎡で、1日に約600㎏の紙おむつを処理できるという。保育園や高齢者施設から回収した使用済み紙おむつを破砕、乾燥、滅菌処理し、木くずと混ぜペレットへと再生する。今後、ペレットの製造および燃焼についての実証実験を行い、2019年度中に実用化したいとしている。
また、同県新潟市南区の果樹産地で、大量に排出される剪定枝もペレット製造に役立てるという。
製造したペレットは風呂や温水プールの燃料として活用される。