日本製紙 PCB廃棄物処理費用の拡大により赤字400億円
2019/02/07
ニュース
2月6日、製紙業界大手の日本製紙は、今期(2019年3月期)の最終損益が400億円の赤字になる見込みと発表した。(前期は78億円の黒字)
従来の予想は80億円の赤字だったが、320億円の下方修正となった。これは、自社倉庫で発見されたPCB廃棄物の処理費用として137億円が計上されたため。
一方、営業利益は180億円(前期比2%増)と20億円従来予想を引き下げた。売上高は3%増の1兆800億円。2018年4~12月期の連結決算は、売上高8017億円(前年同期比2%増)、最終損益は389億円の赤字(前年同期76億円の黒字)。