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近畿工業 廃太陽光パネルから資源回収する装置販売

2019/01/22

ニュース

兵庫県神戸市の近畿工業株式会社が、廃太陽光パネルから資源を分離、回収する装置「リソラ」の販売を開始した。太陽光パネルの太陽電池セルを含む樹脂シート、ガラス、アルミ枠などを分離し回収する。販売価格は6,000円(税別)。

主な工程は、廃太陽光パネルをコンベアーに投入後、解体機でアルミ枠を解体・回収し、ガラス剥離機を通して、粉砕ガラスと太陽電池セルシートを分離するという。これは、石炭破砕機で資源などを砕く技術を応用したもので、処理能力は、最大で縦1.2×横2mのパネル1枚当たり120秒ほど。この工程を経て、残った太陽電池セルシートに含まれる貴金属は、精錬業者などによって回収されると想定している。自然災害などで変形した太陽光パネルもそのまま処理することができるという。

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