沖縄県石垣市 廃棄物処理施設改良素案
2019/01/22
ニュース
沖縄県石垣市は一般廃棄物処理施設の延命化とクリーンセンターの改良計画の素案をまとめた。素案は市民からのパブリックコメントを募り、3月には市長に答申される。
最終処分場は、掘り起こした廃棄物を県外の民間業者に委託し海上輸送を行う。同センターは、経年劣化により処理機能が低下しており、廃プラスチック類の混焼が可能となるよう改良する方針。周辺地区との公害防止協定を見直した上で、着工するという。
掘り起こす廃棄物は受け入れる事業所の所在する自治体と、期間や量などの協議と承認を得て、協定の締結も必要となる。同市の環境課は、19年度中に委託業者を選定し、自治体と事前協議を行う。
クリーンセンターの期間改良については、公害防止協定の見直しを行い、環境対策や安全性などについての住民説明会を開き、住民の理解を得たいとしている。