DOWAホールディングス リチウムイオン電池の受入拡大
2018/12/18
ニュース
環境・リサイクル事業、製錬事業などを手掛けるDOWAホールディングスの子会社DOWAエコシステムは、リチウムイオン電池の受入を拡大するという。2019年1月から秋田県大館市で、無害化後のリチウムイオン電池の再資源化ラインを稼働させる。すでに廃電池の粉砕と金属分離を行うため設備の整備を開始している。
同ラインの処理能力は、月間100tで、熱処理によって無害化した電池を、鉄やアルミ、銅、コバルト・ニッケル混合物などに分離する。この方法で、これまでより効率よく、各製錬原料にリサイクルすることが可能となるという。今後も、再資源化ラインの能力拡大や高付加価値化も検討していく。