マレーシア 10月23日から廃プラスチック輸入許可基準厳格化
2018/10/15
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マレーシアは、10月23日から廃プラスチック輸入許可基準を厳格化する。同国は、7月23日から廃プラスチックの輸入許可書の発行を停止しており、新たな申請条件を導入するという。
従来の申請はまず、国家固形廃棄物管理局(NSWMD)への輸入者登録を行い、関係機関からの証明書などを取得し、オンラインで行っていた。申請書類は、「輸入する廃プラスチックの実際の写真」、「環境局(DOE)発行の輸入者の工場に関する適合証明書」、「固形廃棄物・公共清掃管理公社(SWCorp)発行の輸出者承認レター」、「輸出者発行のインボイス」、「各自治体が発行するビジネスライセンス」の5種類。
今後、これらに加え、「保管場所の収容能力の証明」、「NSWMD監督の下での建屋内清掃の実施」、「輸入廃プラスチック1t当たり15リンギ(約405円)の税金の納付などが義務付けられる。