兵庫県神戸市 食品ロス削減事業を実施
2018/09/25
ニュース
兵庫県神戸市は、10月1日より「goodbye food loss,KOBE(グッバイ フードロス コウベ)」、「食品ロス“バイバイ”キャンペーン」を実施する。同キャンペーンは、飲食店やホテルなどで発生している本来食べることができるのに廃棄されている食品を減らすことを目的とし、同市が環境省から「平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(地域循環圏・エコタウン低炭素化事業)」の採択を受けて実施するもの。事業の内容は以下の通り。
- 「goodbye food loss,KOBE(グッバイ フードロス コウベ)」食品ロス削減協力店の募集
同市が提示する食品ロスの取組項目の中で、1項目以上取り組んでいる、または取り組もうとする店舗(飲食店、ホテル、小売店など)を募集し、食品ロス削減協力店として登録。これらの協力店は、ポスターやステッカーなどの啓発グッズを掲示し、来店者へPRし協力を呼び掛ける。
【食品ロス削減の主な取組項目】
■飲食店・旅館・ホテル(全9項目)
予約時の適量注文等の案内、内容や量がわかりやすいメニューの作成など
■小売店(全9項目)
量り売りや小分け売りの実施、フードドライブの実施やフードバンク等の支援など
- 食品ロス“バイバイ”キャンペーンの実施
生活協同組合コープこうべと連携し、期限切れによる食品ロスの削減を目的として商品を値引きする。また、消費、賞味期限が迫った商品を優先的に購入することをPRしていく。主な取組みは専用値引きシールの使用や、啓発ポスターやポップの掲示など。同キャンペーンの効果は、廃棄重量調査ならびに来店者アンケートで検証を行う予定。
【コープこうべとの連携内容】
実施期間:平成30年10月1日(月)~平成30年10月31日(水)
実施店舗:神戸市内のコープこうべ34店舗(コープミニ・コープリビングを除く)
キャンペーン専用値引きシールを貼付する商品:豆腐、うどん、パン、牛乳、鮮魚、精肉等