バイオ燃料混合軽油「B5燃料」を2つの建設会社が活用
2018/08/06
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バイオディーゼル燃料を5%混合した軽油である「B5燃料」を長野県で初めて2つの建設会社が活用する。これは、バイオディーゼル燃料の製造を手掛ける「株式会社寿バイオ」が同社製の「B5燃料」を笠原工務店とツカサ設備工業が使用すると発表したもの。従来はトラックに直接給油していたが、今後は、同社が「B5燃料」が入ったドラム缶を輸送し、事業所で建設重機に給油する。
同社は、2016年に、「B5燃料」の製造・給油所を長野県塩尻市に設置した。飲食店などから廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料として再利用している。2017年には、11万l以上の廃食油を回収し再利用した。
「B5燃料」は植物油が原料であるバイオディーゼル燃料を使用している。そのため二酸化炭素排出量を削減できる環境に優しい燃料だという。