静岡県御前崎市 住民が産業廃棄物処理施設建設白紙化要求
2018/07/17
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静岡県御前崎市の住民らが、大栄環境が建設を予定している産業廃棄物処理施設「前崎リサイクルエネルギープラザ」に対し、計画白紙化を求める署名を集め、7月23日に川勝平太知事宛に提出する予定だという。7月16日現在で4,591筆が集まり、23日までに5,000筆集めることを目標としている。県環境影響評価審査会は、環境アセスメント方法書の審議を開始しているが、署名で、知事意見として差し戻しを表明し建設の白紙化を要請したいとしている。
署名は、「環境を守るネットワーク」のメンバーが集めた。同団体は、「子どもの未来を守る会」などの団体が連携したもので、住民に十分な説明もなく計画が進んでおり、周辺環境への影響などが心配だと主張している。
大栄環境は、2023年4月に同施設の稼働を目指しており、県内最大級の処理能力(566t/日)を誇る炉を設置する予定という。