経済産業省 アジア各国のリサイクル業を支援
2018/07/13
ニュース
経済産業省は、アジア各国の廃棄物収集、リサイクルの制度化を支援する。各国の事業に合わせたリサイクルの構築を検討し支援することで、日本企業の進出も後押ししたい考え。
同省は、循環経済ビジョン研究会を作り、2018年度中に政策の方向性を固める。日本では、廃棄物の排出量は減少傾向にあるが、アジア各国では増加しているだけでなく、野焼きなどの不適正処理が後を絶たない。そこで、廃棄物処理やリサイクルの仕組みを整えるための支援が必要だという。
国内のリサイクル産業においては、「IoT(モノのインターネット)」の導入や、効率的な収集方法やリサイクル技術の開発、リサイクル材の統一的な評価、計測法の作成、循環利用などを支援していく。