イオンリテール株式会社 食品リサイクルループ構築
2018/06/01
ニュース
イオンリテール株式会社は、イオンの店舗から排出される食品残渣を堆肥に再生させ、その堆肥を使い、自社農場の「イオンアグリ兵庫三木里脇農場」で野菜を作り、またその野菜をイオン店舗で販売するというリサイクルループを構築している。
同社は全国に直営農場を21カ所保有している。堆肥に加工するのは、廃棄物処理大手の大栄環境株式会社。
同農場を運営するイオンアグリは、国際的に安全管理の評価を得ている農産物であると認められる「グローバルGAP」も取得しており、衛生管理や事故防止、農薬検査、水質検査などの対策も含めた安全で高品質の農産物を生産できる体制だという。
イオンリテール株式会社は、2025年までに食品廃棄物を半減させ、2020年までに同リサイクルループを全国10カ所以上、1000店以上で展開したいとしている。