世界で電子ゴミが年々増加 国際電気通信連合が発表
2017/12/15
ニュース
12月13日、国連電気連合会は、2016年に世界で廃棄された電子ごみ(パソコン、携帯電話、家庭用電子機器など)が推計4,470万tであると発表した。このうち、約2割ほどしかリサイクルされていないという。携帯電話、スマートフォンの普及に伴い、世界的に電子ごみは年々増加傾向で、2021年には5,220万tにも上ると予測されている。
電子ごみには、カドミウムや水銀、鉛などの有害物質が含まれるなど、環境や人体へ悪影響を与える可能性があるため、世界各国が電子ごみの適正処理、リサイクル制度の確立を行うことが急務となっている。