トヨタ自動車 タイで廃車適正化の実証実験
2017/12/15
ニュース
12月14日、トヨタ自動車株式会社が、タイで廃車の適正化に向けた実証実験を開始したと発表した。廃車からエアバッグやエアコンのフロンガスは回収し、金などの貴金属は再利用するという。
現在、東南アジアでは、廃車のリサイクル制度がある国はなく、不適正な廃棄処理を行っている国がほとんどだという。タイでは、2020年以降、年間20~30万台の廃車が発生すると言われており、同社は早急に、廃車のリサイクル制度を導入し、仕組みを確立したいとしている。今後、タイ政府に制度化を提案していく。