北海道 リサイクル業「マテック」が24時間対応の資源物回収施設開設
2017/12/04
ニュース
北海道の総合リサイクル業「株式会社マテック」が、24時間対応の資源物回収施設「じゅんかんコンビニ24苫小牧桜木町店」を11月に開設した。同施設が設置されるのは、道内で16施設目。これは、古紙や貴金属、小型家電などの資源物を24時間回収するサービス。施設は無人で、専用端末を使用し、資源物を持ち込む仕組みになっている。持ち込んだ資源物の種類や重量、個数に応じてポイントが貯まり、500ポイント貯まると商品券と交換できる。
今回設置されたのは、苫小牧市桜木町の自社の所有地で、回収箱は7基。回収する資源物は、「段ボール」「新聞・雑誌」「金属類」「スチール缶」「アルミ缶」「ペットボトル」「携帯電話」「パソコン本体」「小型家電」「古布・繊維類」の10種類。これらの資源物は、毎日同社が回収し、苫小牧支店に搬入後、選別・加工後、製品原料としてメーカーに提供される。目標回収量は、1か月で100t。
苫小牧の2016年度の資源リサイクル率は、30.8%で、道内の主要都市でトップ。苫小牧市民がリサイクルの意識が高く、同施設の回収量も順調だという。