秋田県秋田市 不法投棄の消防本部職員を懲戒処分
2017/11/06
ニュース
11月2日、秋田県秋田市消防本部は、昨年6月に不法投棄を行った職員2人を減給10分の1(2か月)の懲戒処分とした。2人は秋田消防署の消防司令補52歳と城東消防署の消防士長62歳。管理責任を問い、消防長と当時の警防課長だった予防課長を減給10分の1(1カ月)、当時の消防次長だった理事と警防課長補佐を戒告とした。
2人は、昨年6月15日と21日に、旧秋田南消防署雄和分署敷地内に液状の消火剤約1,060lを不法投棄し、9月8日、秋田地検に書類送検された。不法投棄後、消火薬剤が雄物川に流出し、大量の泡が発生。回収作業や調査費用に約2,900万円かかった。
10月に、秋田地検が2人を略式起訴し、同30日付けで、罰金50万円の略式命令が出された。