栃木県宇都宮市 新北清掃センター起工
2017/10/12
ニュース
10月11日、栃木県宇都宮市下田原町で、新中間処理施設「(仮称)新北清掃センター」の起工式が行われた。同施設は、最新の排ガス処理施設を導入する他、一般向けの展示や見学コースなど環境学習の場としても役立てられる。
新施設は、19,300㎡の敷地に、延べ面積9,100㎡の地上4階建てのごみ焼却棟を建設し、安定処理に適したストーカ式の焼却炉が2基設置される。処理能力は、1日当たり190tで、旧施設の2割低減となる。ごみ焼却による発電能力は約3,200kw以上で、災害時の電力確保にも備える。また、ダイオキシンやばいじんなどの排ガスは、国の規制値を下回る市独自の環境保全計画値を設定する。2019年度末に完成、2020年度の稼働予定。
現在の市清掃センターは、クリーンパーク茂原と南清掃センターが稼働している。新センターの完成後は、老朽化が激しい南センターは休止され、茂原と新センターの2極体制となる。