産業廃棄物400t不法投棄で5人逮捕
2017/09/29
ニュース
建物を解体した際に発生した産業廃棄物約400tを再生砂と称し残土処分場に不法投棄したとして中堅ゼネコンの「青木あすなろ建設」の元執行役員青木浩一容疑者、産業廃棄物処理業「ラピックス」役員豊岡慶太容疑者ら5人が逮捕された。この事件は、匿名の通報により発覚した。
逮捕容疑は、一昨年9月から昨年6月までの間、神奈川県横須賀市佐原3丁目の残土処分場にコンクリート片やがれきなどの建築廃棄物約417tを不法に投棄した疑い。
神奈川県警の調べによると、ラビックスが細かく砕いた廃棄物を運搬業者を介し、青木あすなろ建設が管理する残土処分場に不法に持ち込んでいた。家宅捜索によって押収した資料から約7,000回に渡って約65,000tの産廃を不法投棄したとみられるという。これらを合法に処理すると17億円かかるところ、4億円で処理していた。