環境省 海岸漂着ごみ 実態調査 福井県
2017/09/21
ニュース
9月20日、環境省は、海岸に漂着するごみの実態調査を福井県坂井市三国町で開始した。全国で7県11か所がモデル地域となっており、同町が全国で初となった。今後も今年12月と来年2月にも実施する予定。これは、海岸に漂着するごみの実態を把握した上で、効率的に回収し処理するためのもの。
当日は、環境省から調査を委託された環境コンサルタント会社「日本エヌ・ユー・エス」の社員ら5人が漂着ごみの写真撮影や回収を行った。ごみは、流木やプラスチックの容器などで、家庭用ごみ袋20袋分となった。一部中国や韓国からのごみもあったが、大半は国内のごみとみられている。
全国で確認されている漂着ごみは、年間約15t(国外からのものも含む)。環境省は、漂着のメカニズムを解析し、効率的な回収方法を模索していくとしている。