奈良県 廃棄物処分場で発見の2,000万円、うち1,000万円を従業員が山分け
2017/06/26
ニュース
奈良県警は、6月23日、同県御所市の廃棄物処分場で発見された2,000万円のうち1,000万円をパート従業員が5人で山分けしていたとして窃盗容疑で書類送検した。残りの1,000万円は拾得物として届け出ていた。
ことの発端は、5月23日午後10時半頃、1人の従業員が2,000万円の現金を発見し、そのうちの1,000万円を一人で窃取。他の従業員には最初から1,000万円だったように思わせ、200万円ずつ山分けした。その後、第一発見者である従業員が、実は発見した現金は2,000万円だったと仲間に告白し、窃取していた1,000万円を上司に届け出ていた。このニュースがテレビなどで取り上げられ、怖くなった従業員が、本当は2,000万円だったことを上司に話し、発覚した。5人のうち3人はテレビの購入代や生活費に約15万円を使っていたが、985万円は回収された。
未だ、2.000万円の紛失届は出されておらず、県警は引き続き持ち主を探している。