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熊本地震の災害廃棄物 推計289万t

2017/06/12

ニュース

6月9日、熊本県は、2016年に発生した熊本地震によって排出された災害廃棄物の推計量を当初発表していた約195万tから約289万tに修正すると発表した。これは、被災した建物の解体棟数が増えたためだが、公費解体の約6割は完了しており、処理の完了目標に変更はないという。完了目標は、2018年の春としている。

同県の発表によると、昨年の6月の段階では、建物の解体棟数を約21,000棟と見込んでいたが、改めて算出したところ、公費解体分のみで約35,000棟となった。新たな推計量は以下の通り。

熊本市・・・・約148万t(当初推計比82%増)
益城町・・・・約33万t(同22%減)
宇城市・・・・約15万t(同79%増)

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