福岡県 産廃処理工場火災 違法に産廃保管か
2017/06/01
ニュース
5月28日に、火災が発生した福岡県嘉麻市大隈の産廃処理工場「エコテック」が、基準の5.3倍である20,000㎥の産業廃棄物を保管していたことがわかった。同社は、保管する廃棄物量を500㎥と申請し、その量の許可しか得ておらず、許可された場所以外にも廃棄物を保管していたという。
また、同社は2012年に、廃棄物の保管場所についての改善命令が出されており、更に、2015年にもぼやが発生。厳重注意を受けていた。
火災から2日経過した30日にも鎮火には至っておらず、嘉麻市内では、燃えた廃棄物の臭いで、家や学校の窓も開けられない状態だという。県は、鎮火後に立入調査を行うとしている。