ダイコーの食品廃棄物の撤去完了
2017/02/28
ニュース
愛知県の大村知事は、昨年発覚した食品廃棄物横流し事件で、産業廃棄物処理業ダイコーに放置されていた廃棄物の撤去が完了したと発表した。事件発覚直後は、約8,900㎥の廃棄物が高さ約3mに積み上げられ、呼吸が困難になるほどの悪臭を放っていた。撤去は昨年6月から開始され、7,540㎥(3,063t)が処分された。作業終了日の2月27日には、撤去した更地に作業員が消石灰をまき、作業を完了させた。
これまでの撤去作業は、同県の産業廃棄物協会や県衛生事業協同組合、処理業者などが無償で協力しており、3月には同県知事から感謝状が贈られる。
撤去費用は、4,000万円で、ダイコーに請求する。ただし、ダイコーは倒産状態で回収するには困難が予想されている。