廃棄のコーヒー豆かすを燃料に再生
2016/12/05
ニュース
コーヒーチェーン店大手のスターバックスで、排出されるコーヒー豆などの廃棄物を燃料にする実証実験を神戸市と近畿大学とスターバックスが共同で開始する。同実験は、近畿大学が、かねてから研究、開発している、植物廃棄物を、固形燃料(バイオコークス)に再生するというもので、スターバックスの5店舗から排出される廃棄物を使用し、神戸市内の処理施設内の近大の実験場で行う。1日に、1店舗から排出される廃棄物から製造できるバイオコークスは約25kgで、店舗を約6時間暖房に使う燃料に相当するという。今後、店舗での最適な分別の方法や効率的な収集運搬システムなども検討する他、店舗での活用を見据えた燃焼試験を行っていく。