イベントで排出される食べ残しをリサイクル 発酵ガスで発電
2016/11/24
ニュース
バイオマス発電事業を手掛ける「サステイナブルエネルギー開発(本社:東京都千代田区)」が、イベントで排出される食べ残しからメタンガスを製造し、発電する社会実験を行う。
同社は、仙台市太白区あすと長町で、11月18日から23日まで行われている「「仙台ラーメンフェスタ2016」にエコステーションを設置し、食べ残しを回収する。期間中に、200lのドラム缶55本分、約11tの食べ残しを回収する見込み。今月から稼働予定の宮城県亘理町のバイオマス発電施設にて、食べ残しを発酵、メタンガスを製造し、約3,300~4,400㎥を燃やし、発電を行う。発電した電気は、同社の野菜工場に供給する他、発酵後の残りかすは液体肥料にリサイクルされる。
全国でも、イベントの廃棄物をエネルギーにリサイクルする試みは、珍しいとのこと。