日本初の燃料電池バス 2017年販売予定
2016/10/24
環境省
環境省事業「「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」で開発、実証が行われた技術を活かし、製作された燃料電池バスがトヨタ自動車株式会社から販売される。
同バスは、「トヨタFCバス」と命名され、トヨタ自動車株式会社と日野自動車株式会社が共同で進めてきた燃料電池バス開発の経験を踏まえ開発された。2017年の初めに販売予定で、東京都交通局が運行する路線バスとして2台が使用される。
CO2排出削減技術の開発・実証は、排出削減量の拡大及び温暖化対策コストの低減を促し、低炭素社会の創出に資する一方、本事業より、将来的な温暖化対策の強化につながる優れた技術の開発・実証を主導し、CO2排出量の大幅な削減を目指している。
本事業では、提案公募により、毎年十数件程度の課題を採択し、1課題あたり、3年程度の技術開発・実証を行っている。